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陵辱など、ハードな描写を含みます。

  四姉妹シリーズ・第一弾。女教師と男子高校生の恋物語。
真面目で厳格な女教師・一乃だったが、生徒会長・白倉の罠に嵌められ、翻弄される。白倉の思惑とは…?


藤篠 一乃  [ ふじしの いちの ] / 26歳 長女
長女。日本史教師・生徒会顧問。冷静沈着で厳しい。
白倉 邑生  [ しらくら おうみ] / 18歳
生徒会長。眉目秀麗で品行方正、皆に慕われる。
 
[愛などない 雑記]
一乃の性格故に、非常に少女漫画的な展開、また、当サイトの小説にしては濃い性描写を意識しました。連載中、「白倉怖い」という御意見を多くいただきました。思わず苦笑しました。怖いですよね。
余談ですが、装丁に使用している画像はチェス。「掴んでいる駒がクイーン」というところが合っているなと思い、使用しました。

 



  シリーズ二作目。
学園内で鴉の死骸が発見される、という奇妙な事件のさなか、百花に脅迫文が届く。風紀委員・灰谷は、しぶしぶ百花の護衛をすることに…。


藤篠 百花  [ ふじしの ももか ] / 16歳 三女。
保健委員、ミス鷺ノ宮。愛らしい容姿と性格で、男子生徒に人気。
灰谷 謙二 [ はいたに けんじ ] / 16歳
百花のクラスメイト、風紀委員。嫌われ者。
 
[三千世界の鴉を殺し 雑記]
あえて濁した部分があり、わかりづらかった方、すみません。あれこれ想像して楽しんでいただければ幸いです。ひとつの題材を軸に、トリック的に話をあれこれ展開させるのがどうも好きです。
灰谷はいままでウチにはいなかったタイプのキャラクターを書きたかったのですが、現時点で当サイトの男主人公たちの中では、実は一番男らしいのではないかな、と思います。

 

純愛を基本としています。
 

  シリーズ第三弾。
一緒にいるのがあたりまえだった幼なじみ、十巴と行幸だったが、卒業を控えて道を分かつこととなり……。


藤篠 十巴  [ ふじしの ともえ ] / 18歳 次女。
風紀委員長。男勝りでスポーツ万能。女生徒に人気がある。
黒崎 行幸 [ くろさき みゆき ] / 17歳
藤篠家の隣人。十巴の幼馴染み。秀才で人気も高い。男前。
 
[日曜の少年 雑記]
大長編になりました。思えば「愛などない」から足掛け丸2年、この十巴と行幸につきあった形です。
もしかすると当サイトの小説の中で最も、思い入れが深くなった物語かもしれません。
書ききった感があるので、この二人の物語はこれでお終いですが、その後の二人についてはあれこれご想像して楽しんでいただければと思います。多分、ずっとこんな感じなんでしょう。

蛇足ですが、「ロミオとジュリエット」は、ディカプリオ版の冒頭、ティボルトのシーンが最高に秀逸です。

 

純愛を基本としています。

  シリーズ第四弾。
"鷺ノ宮の幽霊"こと、藤篠千尋と、もうひとつ、生徒たちから恐れられる"恐怖新聞"の編集長、志波。
似たようで異なる、ふたりの出会いは突然で、そして……。


藤篠 千尋  [ ふじしの ちひろ ] / 16歳 四女。
鷺ノ宮の幽霊、おサダという異名を持つ、不気味な少女。
志波 透 [ しば とおる ] / 18歳
恐怖新聞の編集長。性格はいい加減で、ヤリヤリである。
 
[燃ゆる想いを 雑記]
これまでとは違ったタイプの二人で、特に"千尋"という子がどういう人間なのかがつかみづらく、一年の更新停止期間の間ずっと悩み続けた物語でした。
その後の二人についてもう少し、と思う気持ちもありつつ、読んでくださった方の想像にまかせたい部分もありつつ、といったところです。
タイトルは「かくとだに えやは伊吹のさしも草 さしも知らじな 燃ゆる思ひを」という有名な和歌からです。いろいろと含みを込めてつけましたが、どういう意図か察していただければ幸いです。

 

30度の傾斜角
陵辱など、ハードな描写を含みます。
 

  ※この作品は前作「愛などない」を前提として物語が進行します。前作を未読の方は、まずそちらからお読みください。

いずれ彼女が誰かのものになり、触れられるときに叫びたくなるような苦痛を。殺意と憎悪で自分の顔を記憶し続けるような絶望を彼女に。
その度に、自分は彼女の中で、鮮やかに蘇る。
――――もう愛でなくて、いい。

四姉妹シリーズ第1作「愛などない」の白倉と一乃、
白倉からの視点で書かれたもうひとつの物語。


 
[30度の傾斜角 雑記]
前作の「愛などない」を公開終了後から書こうと思っていた話ですが、6年(!)も経ってしまいました。
どんな事象にも表と裏があり、人の気持ちはとかく思い込みと擦れ違いだな、としばしば感じます。
同時に、6年経った今だから書けた話だな、とも思います。
個人的には、なんぼいうても白倉は18歳、高校生ですからね、という感想です。

しかし、既に公開を済ませた作品を裏側からなぞるというのは初めてのことで、キャラクターや物語に対する思い入れを持ってくださっている方も多く、非常に迷い迷い、悩み悩み、書きました。
基本的に推敲をあまりしないのですが、三度も書き直したのは初めてでした。
あらゆる意味で一番苦労して、一番思い入れが強く、一番複雑な気分を抱く作品になりました。
書けてよかったです。

※ 基本的に本文中に登場する内容を抜粋する形でまとめてあります。
一部、多少のネタバレを含みますので、本文読後の豆知識としてお楽しみください。


[ 鷺ノ宮学園 ( さぎのみやがくえん ) ]
主に良家の子女ばかりを集めた、中高一貫教育の私立学園。
裏口入学、奨学金、スポーツ・勉学特待生制度など、様々な事情の生徒も在学している。

中等部にあたる1学年〜3学年は、男子は学ラン、女子はセーラー服。
高等部にあたる4学年〜6学年は、男女ともにブレザー。
各学年ごとに、タイ・リボン・襟の縁取り・体操服・上履き等は色分けされ、各1年生は緑、2年生は赤、3年生は青と、一目で区別がつけられるようになっている。
そのため、家が貧乏だとなかなか続かないが、新学年にあがる際、先輩から制服等を譲り受ける習慣も多くの生徒間で見受けられる。

生徒達の多くは要人の子息子女であり、将来実際に彼らが進むであろう道に合わせての"予行練習"のため、この学園は創立された。(本文より)
基本的に生徒の自治を尊重し、頂点に生徒会執行部、その直属の風紀委員会はいわゆる警察。財務省代わりの予算委員会、医師や看護婦代わりの保健委員会など、実社会同様に組織化されている。(本文より)
実際は、教師たちが問題から逃げている節も多くみられる。(本文より)



[ 藤篠 一乃 ( ふじしの いちの) ]
長女。高等部の日本史教師。長身。
元々は大学院で日本史の研究をしていたが、学園理事である父の命令によって教師として就職した。
黒い、肩甲骨のあたりまで伸ばしたままの髪を後ろでひとつにまとめている。
着る服はたいがい無彩色で、ブラウスかカッターシャツ。またはVネックセーター。
ボトムは膝下のタイトスカートやパンツ。
そばかすの浮いた顔をノンフレームの眼鏡で隠すようにかけている。実際はさほど目は悪くはない。
申し訳程度のファウンデーションと口紅はひく。(本文より)
……謙遜するわけではなく、私は美しくはない。(本文中、一乃本人の感想)
父親は男子を望んでいたが、一乃が女であることに失望し、それが一乃本人のコンプレックスとなる。
そのため優秀であろうと努力してきた。



[ 白倉 邑生 ( しらくら おうみ ) ]
鷺ノ宮学園、生徒会長。女子生徒たちから「白百合の君」と呼ばれる。理事長の四男。
高校一年で異例の生徒会長当選を果たし、教師にも生徒にも絶大な支持を誇る。(本文より)
濃いチャコールグレーのブレザーと、深い青で衿端に縁取りをされた白シャツ。青のネクタイ。
それらを一分の乱れもなく身につけている。(本文より)
色素の薄い肌と髪。わずかに緑がかった瞳の色。常に笑みを崩さない細い目と唇が整った顔立ち。
すらりとした身体は、長身の一乃より僅かに高い。(本文より)



[ 藤篠 十巴 ( ふじしの ともえ ) ]
次女。風紀委員→風紀委員長。
刑事ドラマのファン。合気道7段、剣道3段、柔道4段。
淡い色のストレート、ショートヘア。すらりとした少年のような体躯。男勝り。
女生徒でありながら、鷺ノ宮学園の"ミスター"鷺ノ宮と噂され(本文より)、
女子生徒に人気が高いが、本人はいたって普通の女子高校生。



[ 黒崎 行幸 ( くろさき みゆき ) ]
藤篠家の隣に生まれ育つ。風紀委員長→生徒会長(白倉の次の代)
十巴とは母親のおなかにいた頃からの幼なじみ。家同士も親しくしている。
冷静で理知的。黒髪。祖父が合気道道場をしている。



[ 藤篠 百花 ( ふじしの ももか) ]
三女。保健委員。ミス鷺ノ宮コンテストで連続優勝するほどの美少女。
栗色のカールした髪を肩あたりで揺らし、桜のような唇をもつ。大きな黒目がちの瞳。
花の香りをただよわせ、鈴の鳴るような声でしゃべる。(本文より)
男子生徒からの人気は圧倒的に高いが、浮いた話はあまり聞かない。



[ 灰谷 謙二 ( はいたに けんじ) ]
百花のクラスメイト。風紀委員。
豊満な体型とさえない容姿。眼鏡。真面目で頭でっかち。
その容姿からいじめられがちだったが、本人はいたって冷静沈着。
物事をはっきり口にするため、クラスメイトから嫌われている。
---- 自分は生徒としての義務を全うしている。授業も真面目に聞けば、生活に恥じるところもない。
だからそれで充分だったし、どれほど不当な嘲りを受けても、背筋を伸ばしていられる矜持は持っていた。(本文より)



[ 藤篠 千尋 ( ふじしの ちひろ ) ]
四女。"鷺ノ宮の幽霊" おサダ、という異名をもつ。
のばしっぱなしの黒髪を肩下で揺らし、前髪で顔はよく見えない。
前髪をあげて顔を出せば、顔立ちは比較的整っているといえなくもない。(本文より)
のれんのような前髪の効果か、肌は抜けるように白い。
黒いウサギのぬいぐるみ(筆箱)を所持する。何を考えているのかよくわからない少女。

 
     
 
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